ホンダ シビックハッチバック(FK7) 6MT
私が就職してからお金を貯めて初めて買ったクルマです。
私はスポーツカーが好きなので、次はマニュアル車にしたいと常々思っていました。
ただ、人を乗せて走ることも多かったので5人乗り、マニュアル、そこそこ馬力がある、という条件で探していてこのクルマに出会ったのです。
ホンダオブユーケー、イギリスの工場で生産され、納車までなんと半年もかかりました。2017年の10月頃に契約して、納車は2018年の4月でした。
教習車以来のマニュアル車だったので、最初は何回もエンストしました笑
3ヶ月も乗るとだんだん慣れてきてエンストも滅多にしなくなりました。
シビックタイプRというスポーツモデルのベース車として開発されたこともあり、走りの安定感はバツグンでした。ステアリングはクイックな味付けで、狙ったラインを容易にトレースできます。
エンジンは最近流行のダウンサイジングターボですが、1500ccで182馬力とそれなりにパワーはあります。というかサーキットを走るわけではない私には十分すぎる程でした。
2000回転を超えるくらいからググッと過給される感覚があり、6MTのダイレクト感も相まってレスポンス良く加速します。
インターチェンジの合流も楽でした。3速で4000回転くらいまで引っ張れば、合流地点で80-100km/hまで加速することは容易です。
マニュアル車であっても最新の安全装備(ホンダセンシング、ACC、LKAS)が付いているので、高速道路ではハンドルを軽く添えているだけで勝手に走ります。
遠方への出張が多いので大変重宝する装備でした。
そしてあまり期待していなかった燃費ですが、高速や信号が少ない国道を走れば18-20km/Lくらいまで伸びます。アプリで確認できる生涯燃費は16.5km/Lくらいだったと思います。
大変満足していた私ですが、2年間で3万キロ走行した時点で手放すことを決めました。本当は10年10万キロどっちか先に到達するまでは乗ろうと思って買ったのでした。。。
そろそろパートナーも気楽に運転できるオートマ車に乗り換えようと思い、手放すことになったわけです。
投資家視点で見ると、新車で買って2年たった車がいくらで売れるのか気になるところだと思います。2年間で3万キロなのでやや過走行です。
それを差し引いても残価率は65%もありました。値段を聞いて結構びっくりしました。
中古車の価値は自動車取得税を算出するときに使用される「中古車残価率表」をベースに人気や需要という不確定要素が加わって決まります。
普通乗用車は耐用年数6年で計算され、2年たった車は残価率46.4%とされています。
シビックハッチバックのMT車は中古車の流通量が少なく、相場があまり下がっていなかったんですね。
さよならシビック、思い出は永遠に・・・